Person 想いをかたちにする人たち
Interview 経理職
営業所で私にしかできない
役割を担う責任とやりがい。
これからは、支店経理職全体の
レベルアップに貢献したい。
主計部 経理一課
My Career
2015
支店経理を担当
上司のもとで支店経理に必要な知識やスキルを習得。
2年目に別の営業所に移り、支店経理職として独り立ちする。
2020
本社の経理部門に異動
会社からチャンスを与えられ、1年間、本社での経理業務に携わって視野を広げる。
その後、支店経理職に復帰。
Theme 01
営業所内でお金に関わること全般を担当。
業務を覚えれば、
自分の裁量で仕事ができる。
東栄住宅には「支店経理」という職種があります。当社の各営業所に配属され、入出金の管理などの経理を行う事務職です。土地の仕入れや住宅の販売にともなう契約・決済に必要なお金の準備、銀行での支払い、社員の交通費や経費の精算、さらに営業所で発生する請求書の取りまとめなど、お金が関係するもの全般を担当します。
本社の経理部門と常にやりとりし、土地の仕入れなどで資金が必要な時は送金してもらうほか、こちらからも営業所の入出金の状況を毎月報告し、その内容をもとに本社側が業績を確定させ、最終的に経営陣に報告されます。
基本的に支店経理は各営業所に一名ずつ配属されます。ですから、営業所の経理を一人ですべて手がけることになります。支店経理として独り立ちした最初の頃は不安もありましたが、エリアリーダーである統括経理といつでも連絡は取れますし、業務を覚えてしまえば自分の裁量で仕事ができる。仕事のスケジュールも自分でコントロールできる。経理について理解しているのが営業所で私一人しかいなことに、逆にいまは大きな責任とやりがいを感じながら業務に取り組んでいます。
Theme 02
悩んでいた私に、
営業所長が背中を押してくれた。
そのおかげで、
さらに成長することができた。
私にとって大きな出来事が起こったのは、入社6年目の時。会社から「本社の経理部門に異動してみないか」と私に声がかかったのです。
突然のことでとても驚きましたし、私に本社の経理が務まるだろうかという不安しかなくて、どうすべきか悩んで当時の営業所長に相談したところ、「本社でしか学べないことがたくさんあると思うし、誰でも経験できることではないので、絶対異動したほうがプラスになる。これまで支店経理を何人も見てきたけど、新谷は一番仕事ができると思うから、自信を持って本社に行ってきなさい」と背中を押していただきました。
それまでは、任された業務をきちんとやり遂げるだけという気持ちで仕事に取り組んできて、特にまわりから評価されているとは思っていませんでした。でも、営業所長がそこまで私のことを認めてくださっていることを知って、その言葉を聞いた時は本当に感激しましたし、本社でも頑張っていこうという覚悟ができました。
実際、本社での日々はとても勉強になり、視野を大きく広げることができました。こうして人に恵まれた環境でキャリアを積めるのは東栄住宅の魅力だと思いますし、その営業所長はいま別の営業所にいらっしゃいますが、いつかまた一緒に働いて成長した姿を見せられたらと思っています。
Theme 03
これから仲間になる新入社員の研修も企画。
この支店経理職をもっと盛り上げていきたい。
本社の経理部門には1年ほど在籍しました。そこでは、各営業所の支店経理から上がってくる業績の数字をまとめて、経営陣に提出する資料の作成業務などを経験。全社的なお金の動きを把握するとともに、本社から支店経理と関わることで、あらためて支店経理がどうあるべきかを理解しました。
そしていまは、世田谷営業所にて支店経理業務に携わりながら、別の営業所に新しく入社した支店経理職の研修をリモートで行っています。また、次年度の新卒研修を一部担当することになり、研修内容の作成も並行して行っています。キャリアを重ねるにつれて仕事の幅も広がり、ますますやりがいが大きくなっています。
これからは、支店経理職全体のレベルアップに貢献できればと思っています。本社と支店経理職両方の立場を経験したことで、支店経理職同士で横のつながりを持ち、気軽に情報交換できる場の必要性を感じていました。
そこで上司とともに、社内ブログを活用した情報発信を企画、支店経理職専用ページを作成し、各支店の業務において大変なこと、苦労していることなどの情報を発信していくことで、各支店の情報を共有できる場づくりを実現することができました。東栄住宅は社員のやりたいことを応援してくれる会社であり、私ももっとまわりに働きかけて支店経理職を盛り上げていきたいです。
Q&A
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東栄住宅に
入社した理由企業の規模が大きく、事業の将来性も豊かで、仕事を長くつづけられる環境であることに惹かれました。さらに「支店経理職」の募集であり、私が希望していた事務職に必ず配属となり、入社後に担当する仕事の内容が明確だったことも、入社の決め手になりました。
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仕事で心がけていること
営業所の収益に関するデータを集めるために、仕入れ担当や営業担当の皆さんに、こちらからお願いして書類などを作成していただくケースもたびたびあります。ですから、営業所の皆さんから信頼されるよう、自分の責務をしっかりと果たすことを心がけています。
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学生へのメッセージ
この支店経理職は、必ずしも学生時代に会計などについて専門に勉強している必要はありません。私もまったく知識がありませんでした。入社後の研修も、これからますます充実させていく方針ですので、興味をお持ちの方はぜひチャレンジしていただきたいと思っています。